知ってるといないとでは大違い!?　ウィジェットってなあに？（1/2）

特に知らないまま過ごしても困ることはないのですが、知っていればAndroidスマートフォンやタブレットをより便利に使いこなせる「ウィジェット」。そんなに便利なら使わないのはもったいない！…ということで、このシリーズではウィジェットとは何か、どんな使い方があるのかなどを2回にわたってご紹介していきます。初回はそもそもウィジェットとは何か、ウィジェットが重宝される理由、アプリとの違いなどについてお話ししていきます。

Android端末のホーム画面を長押しすると「ショートカット」「フォルダ」「壁紙」のほかにもう一つ表示される「ウィジェット」。これって何？

ウィジェット＝机の上に置いてあるカレンダーや時計と同じ！

突然ですが、今ご自身が使っている会社のデスクには何がありますか？見回してみるとカレンダーやふせん、メモ帳、時計など、仕事に必要なアイテムが使いやすい位置に配置されているのではないでしょうか。実はこれらのアイテムと同じ役割をしてくれるのが、今回の主役であるウィジェット。スマートフォンをより使いやすくするべく、画面上に置いておけるアクセサリーのことなのです。ちなみに「ガジェット」という言葉もインターネットの世界では、ほぼ同義語と考えて問題ありません。

カレンダー、メモ帳、電卓…など、机の上のアイテムと同じ役割をしてくれるウィジェット

ウィジェットとアプリの違い

では、アプリとウィジェットの違いとは何でしょうか？最大の違いは、アプリは「起動してはじめてさまざまな作業ができる」のに対し、ウィジェットは「画面上に置いておくだけで、自動的に情報を表示する」ということ。アプリのようにわざわざアイコンをタップして起動しなくても、ホーム画面上に置いておくだけで自動的に情報を表示・更新してくれます。また、なかには電卓ウィジェットのように表示させるだけでなく実際に作業できるものもあります。

天気予報など自動的に情報を表示するウィジェット

電卓などそのまま作業できるウィジェット

あれもこれもウィジェットでできる！

Google Play で「ウィジェット」と検索すると、さまざまな検索結果がヒットします。時計、天気、バッテリー残量、カレンダー、電卓など機能はさまざまですが、ホーム画面に設置するだけで、情報が自動的に表示・更新される仕組みは共通です。自分好みのウィジェットをあれこれ配置すれば、居心地のいいデスクよろしく、スマートフォンの使い勝手がぐんと向上しますよ。

Google Playで「ウィジェット」と検索した結果。こんなにいろいろなことができる！

控えめだけどいい仕事をする脇役、それがウィジェット

数あるウィジェットの中でもバッテリー残量や時計など、スマートフォン内部の情報を表示するものは常時更新がなされます。一方、天気予報や株価情報など外部の情報を表示させるウィジェットは、スマートフォンがインターネットに接続した際に自動的に情報を更新します。インターネット環境のない地下や山奥でもない限り、ブラウザーを立ち上げなくても常に最新の情報が得られるので、例えば天気情報のウィジェットがあればスマートフォンのホーム画面を通していつでも天気予報をチェックできます。これなら忙しい朝など、ニュースサイトをチェックする暇がない時にも素早く確認できますよね。