Windows 8.x シリーズには、DVDやBluRay(ブルーレイ)のコンテンツを再生する機能が標準で搭載されていません。Windows Vistaや7でも、一部のエディションでは再生機能は搭載されていません。(「Windows 用 DVD 再生オプション」参照 )
例えば、DVDディスクをWindows8などに挿入すると、このような画面が出てきますが、対応ソフトがないと再生できません。
これに対しマイクロソフトは有償の「Windows 8.1 Media Center Pack 」(800円)等を提供していますが、無料のアプリ/ソフトをインストールするだけで再生することができるようになるんです。
DVD/BluRayからYouTubeまで対応する万能プレイヤー「VLCメディアプレイヤー」
まずオススメしたいのが、動画や音声メディア再生の大御所である「VLCメディアプレイヤー」です。Windows版のダウンロードはこちらから。
このソフトは、DVDやBluRayディスクはもちろん、音楽CDの再生にも対応しています。これをインストールすると、DVDディスク等を挿入 した際に再生メニューが表示されるようになります。
ここで「VLC medi player」をタップすれば、ウィンドウが開き早速DVD/BluRayの再生が始まります。
フルスクリーンへの切り替えや字幕や音声の切り替えもメニューからおこなえます。
「VLCメディアプレイヤー」の魅力は、DVD/BluRay、音楽CDのみならず、YouTubeや各種メディアファイルの再生にも対応している点。まさに、“メディア”に関係することは、この一本ですべてカバーできるといっても過言ではありません。
軽量タイプからオールインワンまで
DVD/BluRayディスクの再生が可能なWindowsに対応の無料ソフトは、まだまだあります。
例えば、VLCメディアプレイヤーと肩をならべつつあるのが「KMPlayer」です。対応メディアフォーマットも多く、圧縮された状態のファイルを再生できるなど高機能なのがうりですが、若干扱いに慣れるのに時間がかかるのが難点。
操作性という意味ではやはり「GOM Player」が突出しています。残念ながらBluRayには未対応ですが、軽快に動作する点が人気となっています。
機能は少なくていいから、もっとシンプルにという人には「SPlayer」がいいでしょう。インストールも簡単、動作も軽快ながら対応ファイルも豊富です。UI(ユーザーインターフェイス)もシンプルです。とにかく軽量に動作するものとしては英語表記ではありますが「SPlayer」も選択肢の一つとなるでしょう。
好きなソフトが決まったら自動再生設定も
この再生ソフトに決まったのなら、DVD/BluRayディスク挿入時に、自動でそのソフトが起動できるように設定しておきましょう。
Windowsキーと「X」キーを同時に押すと表示されるメニューの中に「コントロールパネル」が出てきますので、そこを開き「ハードウェアとサウンド」→「自動再生」から各メディア挿入時に自動で起動するソフトを設定すればオーケー。
これで、Windows8.xシリーズ等で無料でインストールできる、DVD/BluRay再生ソフトの使い方を終わります。
【関連URL】
・Softonicで「DVD再生」を検索
「アプリが人々の可能性を拡張させてくれるはず」という期待を胸に、人生全てをITに投入。Softonic JAPANでは、来るべき「アプリの時代」に向け着々と準備中。夢は「夢をもつ人の夢をかなえること」。TechWave
編集長を兼任。
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