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Android 4.4 KitKat の新しい機能

Android 4.4 KitKat の新しい機能
Softonic Team

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Googleは、2013年にAndroid 4.4を搭載した新発売の主力スマートフォンNexus 5をGoogle Play ストアで販売開始しました。このNexus 5はAndroid 4.4を搭載した状態で発売されましたが、旧NexusデバイスについてはNexus 5の発売より数週間後に順次アップデートが提供されてきました。Android 4.4 に関して、Googleが公開した重要なアップデートは以下のとおりです。

現時点ではファーストパーティアプリの総合リストはありませんが、今後展開される予定です(2013.10.31時点)。Android 4.4の対応デバイスに必要なRAM 容量は、わずか512 MBのみのため、今後はより多くのデバイスでアップデートが行われることになるでしょう。Android 4.4 に含まれる内容についてはだいたい予想通りではありましたが、以下に公式なリリース情報をまとめます。

Android 4.4は、OSの大幅なアップデートではなく、新たな改良点を加えたバージョンとなっています。以下では、重要な変更について説明します。

Google検索の統合機能

Android 4.4では、「OK、Google」と話しかけるだけでGoogle検索にアクセスできます。これはホームスクリーンまたはGoogle Nowからも同様に実行できます。

ハングアウトアプリによるメッセージの統合

このリリース情報はすでに公開されてはいましたが、ハングアウトでは Google の連絡先やSMS/MMSメッセージが1つのアプリに統合されました。

ハングアウトはNexus 5 を皮切りに、今後はその他のデバイスでも利用開始となる予定です。

改善されたマルチタスク機能

KitKat (Android 4.4 のコードネーム)の最適化により、マルチタスク機能が向上しました。これにより、マルチタスクメニューでアプリを閉じる際のタイムラグも解消されます。

より使いやすくなった電話アプリ

既存の電話アプリはそれほど改善されていませんが、頻繁に電話をする連絡先に基づいて優先順位を付ける機能が追加されました。この機能は、ハングアウトで頻繁に連絡をする相手を連絡先の上部に表示する機能とよく似ています。

登録されていない電話番号をGoogle マップを使用して参照する発信者番号通知 (Caller ID)機能もビルトインで追加されました。

ファイル管理の改善

アプリ、Googleドライブ、またはその他クラウドサービスからファイルにアクセスできるようになります。

ワイヤレス印刷機能

印刷機能も予測の及ぶ機能でしたが、Google Cloud Print、HP ePrintプリンターなど Google Playストアにあるその他のアプリに対応するプリンターに接続しても印刷ができることを確認しました。

その他の改善点

以下は、細かな改善点です。

・Bluetooth MAPに対応 – Message Access Profiles (MAP) により、Bluetoothを搭載した車でデバイスとの通信が可能

・クロームキャストに対応

・Chrome Web表示 – Webコンテンツを搭載したアプリでのChromeの表示

・字幕機能

・デバイスマネージャー (Android Device Manager) のビルトイン

・アプリダウンロードの改良

・ホームスクリーンの組み換えアプリが設定から変更可能

・電子メールアプリの改善

・フルスクリーンの壁紙 – 通知トレイやシステムボタンへの通知 (Nexus 5 のみ)

・HDR+写真

・クイック設定での居場所の設定

・場所による電源オプション–高精度、バッテリー消費モードから選択

・ステップカウンタ機能 (ビルトイン)-データ取得時の消費電力がより少なく

将来性を秘めたアップデート

Android 4.4のリリースは、Google Playサービスのコアな保全性を保持しながらもOSの改良に着手した成果が表れています。Nexus 5はAndroid 4.4に対応する最初のデバイスでしたが、旧デバイス (Galaxy Nexusを除く)も、アップデート対象です。KitKat は、わずか 512 MB メモリーで動作するため、旧デバイスでAndroid 4.4がいかに動作するかは、興味深いところです。この低いハードウェア要件で動作するのであれば、多くの旧デバイスでもこのOSを搭載できることになるでしょう。

以上が主要な機能です。Android 4.4を実際に手にしてみると、さらに多くの機能を発見できるでしょう。表面的にはそれほど変化はないかもしれませんが、より細かな改善が図られ、多くの機能が利用できるようになったことが分かります。

Googleのウェアラブル端末も、今後はAndroid 4.4 と連携していく可能性も考えられるでしょう。

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