画像や文書などの保存先にクラウドストレージサービスを利用している人も多いでしょう。でもどのクラウドストレージサービスが自分に合っているのか、判断に迷うこともありますよね。容量と有料プランも選ぶ上でのポイントとなりますが、アップロード、同期の速さではどのような違いがあるのか、Googleドライブ、OneDrive、Dropboxでアップロードの速度を比べてみました。
わずか4秒差
テスト環境:
機器:iPhone5S
ネット環境:WiFi
画像のサイズ:898KB、949KB、926KB
結果は以下のとおりでした。
- Dropbox32秒
- Googleドライブ35秒
- OneDrive31秒
iPhone5を使って、各クラウドストレージサービスに同じサイズの画像を3枚アップロードした時にかかる時間を測定して上記の結果になりました。
わずか4秒しか差がない上に、OneDriveがもっとも速いという結果に。ところが、感覚として一番長く感じられたのは、OneDriveでした。その理由は、OneDriveはアップロードされている経過が表示されず、アップロードが終わった時点ではじめてサムネイル表示されることによるようです。
同期も互角の結果に
テスト環境:
機器:DELL、iPhone5S
ネット環境:WiFi
画像のサイズ:898KB、949KB、926KB
次に同期の速度を調べてみました。PC(デスクトップ型)にアップロードしたファイルをiPhone5の各クラウドストレージサービスのアプリでチェックすると、Dropboxは結果が瞬時に表示されましたが、Googleドライブ、OneDriveは検索ボックスでファイル名を入力してみないと検索結果が表示されませんでした。同期にかかる時間はそれほど大差がなかったものの、結果のわかりやすさではDropboxが他のクラウドストレージサービスよりも使いやすい印象でした。
甲乙付けがたし
ネットの環境や機器によっても結果は変わってくるので一概には言えませんが、今回の計測結果ではそれぞれのクラウドストレージサービスは同じようなアップロード、同期速度という結果でした。わずか4秒の違いでも、アップロードしたいファイルが増えるとそれだけ時間もかかり、結果に差が出てきます。アップロード速度で一歩リードしたのはOneDriveでしたが、クラウド上でどのような作業をしたいかということも重要なポイントになるでしょう。
また、AppleからまもなくiCloud Driveの提供が始まる予定なので、サービスが始まったら追記する予定です。
●エディター Midori Okuyama
どのクラウドサービスも似たり寄ったりと思っていましたが、インターフェースも使い勝手も違います。ずっと使い続けていた某クラウドサービスがありましたが、ほかのサービスでもよいものが多くあると知り、いろいろ試してみています。自分に合ったサービスを見つけるのは楽しくも時間のかかる作業ですが、お探しの人も合ったサービスを見つけられるとよいですね。
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