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デジタル用語の元となる英語をたどってみよう!その3 「アプリ」

デジタル用語の元となる英語をたどってみよう!その3 「アプリ」
Junko Takaira

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毎日のように使っている、ゲームや音楽プレイヤー、チャットなどの「アプリ」。では、アプリっていったい何?と聞かれて、うまく説明できるでしょうか。

PCで文章を作成したり、メールを送ったりしたい場合は、Microsoft WordやOutlookといったソフトウェアをインストールしますよね。それと同じで、スマートフォンで音楽を再生したり、ゲームで遊んだりしたい場合は、音楽プレイヤーやゲームのソフトウェアを入れる必要があります。それらソフトウェアのことを、正式名称では「アプリケーションソフトウェア」と言うんです。その略が「アプリケーション」です。

スマートフォンが広まるにつれて、これがさらに縮まって「アプリ」と呼ばれるようになりました。元の英語は、適用、応用を意味する「Application」です。動詞形はapplyで、適用する、用いる、申し込むなどの意味があります。

「アプリ」って「アップリケ」と関係あるの?

アプリと似た響きの言葉に、保育園児や幼稚園児のスモックに縫い付けられた、リンゴやミカン、ネコやウサギなどの形のかわいらしい「アップリケ」があります。アップリケはもともとはフランス語ですが、英語のapplyと同じラテン語の「重ねる」を意味するplicare(重ねる)が由来です。

意外かもしれませんが、関係あるんです

スモックに園児一人ひとりの名前を書いた布を重ねるものが「アップリケ」、PCやスマートフォンのOSに音楽プレイヤーや電話などさまざまな機能を重ねるものが「アプリケーション」=「アプリ」なのです。

デジタル用語の元となる英語をたどってみよう!その1はこちら

デジタル用語の元となる英語をたどってみよう!その2はこちら

デジタル用語の元となる英語をたどってみよう!その2番外編はこちら

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