Dropboxのサービスに2つの新しい機能が加わりました。スクリーンショットを直接クラウドに保存する機能と、iPhotoからDropboxのリモートフォルダに、ワンクリックで写真を転送できる機能です。
さまざまなクラウドストレージサービスが現れては消えていきます。新しいサービスが常に開発されていますが、ほとんどが結局は忘れられていきます。あるいは、すでにどこかで見たことがある機能だったりします。
ですがDropboxではそのようなことはありません。2008年にDropboxが最初にリリースされて以来、開発者たちはサービスを革新、拡張してきました。その結果、どのようなデバイスやプラットフォームでも使いやすくなっていることは注目すべきことです。
最近行われた2つの改良が、スクリーンショットの保存と、iPhotoのDropboxとの同期です。このアップデートによって、カンタンな2ステップの操作だけで、ユーザーのデータすべてをクラウドに移すことができるようになりました。
クラウドにスクリーンショットを保存しよう
画面のスナップショットを、Doropboxのオンラインスペースに保存するのはとても簡単です。最新バージョンのDropboxクライアント(PCまたはMacに対応)をダウンロードして起動すると、次の画面が表示されます。
「スクリーンショットをDropboxに保存」をクリックすると、キーボードショートカット(Print Screen/SysRqキーまたは使っているキーボードによってはPrint Screenキー)でスクリーンショットを撮影すると自動的にDropboxフォルダに保存され同期されます。
この機能は、システムトレイの設定からいつでも有効にできます。
「インポート」タブの「Dropboxでスクリーンショットを共有」をチェックします。
もう1つの新機能により、Dropboxの使い勝手がさらによくなりました。Print Screenキーと一緒にCTRLキーを押すと、スクリーンショットがDropboxに保存され、クリップボードにコピーされます。そして、メールやFacebook、その他のアプリケーションに貼り付けられるダウンロードリンクを取得できます。
iPhotoとの同期しよう
7.0以降のバージョンのiPhotoをMacにインストールしている場合は、ライブラリの写真をDropboxに保存できるようになりました。
「基本設定」の「インポート」で、「iPhotoから写真をインポート」ボタンをクリックします。
手順に従い、アップロードが完了するのを待ちます。
最初にインポートする時に、「Photos from iPhoto」というフォルダがDropbox内に作成されます。このフォルダに、iPhotoに保存されていた写真がイベント順に保存されます。
新しい機能はいずれの簡単に使用でき、動作も問題ありません。Dropboxでは引き続き改善を行っており、熱心なファンを集める本当に人気のアプリとなるでしょう。
PCなどにローカルファイルを保存する従来の方法をやめてクラウドの利用を始めるのは、ユーザーにとって簡単なことではありません。クラウドのような良く分からない、完全に理解しているわけではないサービスに対する不信をなくす必要があります。
ですがDropboxは、従来のローカルのストレージと似たフォルダ表示にし、いろいろなデバイスから簡単にアクセスできるようにすることで、今までと同じような方法でリモートのファイルストレージの管理ができるようにし、ユーザーがすんなり使えるようにしています。
翻訳元記事:Original article written by Pier Francisco Piccolomini for Softonic IT.
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