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カメラの向こうとこっちを1枚にするiPhoneカメラアプリFrontback 日本語対応でブームの兆し!?

カメラの向こうとこっちを1枚にするiPhoneカメラアプリFrontback 日本語対応でブームの兆し!?
Junko Takaira

Junko Takaira

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カメラから覗いた風景と、カメラを覗き込んでいる自分を合体させた写真を共有できるアメリカ発のアプリ、Frontback(フロントバック)の人気がコアなファンの間で過熱しつつあります。SNS機能があるので、合成写真が即シェアされ、世界各地で撮影されたオリジナリティあふれる写真を楽しめます。

上の写真には景色などの撮影対象、下の写真には自分撮りの写真が入る、この構図が定番で、最もオーソドックスな使い方です。

カップルの自分撮り写真と二人が見ている風景の組み合わせ、というのも多数あって、ロマンチック。

このように、撮影者の自分撮り写真と撮影対象の組み合わせだけでも十分見ていて楽しい写真がたくさんあります。さらに、料理前の材料と料理の仕上がりを組み合わせるなどのビフォア&アフターの組み合わせや、メガネなどのアイテムで上下の写真を立体的につなぐなどのアイデアがユーザーから生まれています。

調理前の食材(上)が、美味しそうな料理(下)に早変わり、したように見えますが、実は料理が仕上がるまでFrontbackを起動したままにしないとこの組み合わせは撮れないのだとか。

メガネで上下をつないだ写真。これはなかなか斬新、真似をするユーザーが続出!

下のイラストを描いているペンで上の写真をつなぐアイデア、お見事!の一言

新たなアイデアが共有されると、他のユーザーがそのアイデアを模倣したりさらなる味付けをした写真をアップしたりするなど、つながりがどんどん広がることが、Frontbackの醍醐味の一つとなっているようです。

日本でも、2014年に入ってiPhoneアプリで日本語版がリリース。ユーザー数が増えるとともに、コアなユーザーの間での盛り上がりが過熱し、2月24日には東京・渋谷でユーザーによるイベントが行われました。

東京・渋谷で行われたユーザーイベント。Frontbackのロゴをメガネに張り付けて登場したユーザーも

イベントには約20人のヘビーユーザーが集結。お互いの写真を見せ合ったり、撮り方のコツを教え合ったり、Frontbackのお面を付けてその場で撮った写真を早速共有したりと、コアユーザーならではのディープな交流で盛り上がりました。

イベント参加者全員でFrontbackの写真を撮影

Frontbackの独自の使い方を追究しているある参加者は、「Frontbackはカメラロールから写真を読み込めないという制限があるので、上下の写真を同時もしくはある程度の時間内に撮影しなければならないという制約が生じます。その制約が逆に、新しい技がユーザーから生まれることにつながっている」とコメント。何もないところからまったく新しいモノを生み出すのではなく、ある程度条件が限られた中でクリエイティビティーを発揮する、というのは日本人が得意とするところ。アメリカから始まったFrontbackですが、日本で爆発的にヒットする日は近いかもしれません。

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