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ハイヤー配車サービスUber、東京で事業を本格開始

ハイヤー配車サービスUber、東京で事業を本格開始
Junko Takaira

Junko Takaira

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スマートフォンでハイヤー配車ができるUberが、3月3日に東京でのサービスを公式に開始しました。

一般的には手が出がないような高級タクシーであるハイヤーを、Uberを使えば気軽に利用できます。タクシーの配車が行えるアプリはほかにも多数ありますが、クラウンなど高級車がやってきて運転手が乗車・降車時に丁寧にドアを開けてくれるなど、ハイクラスなサービスが受けられます。

Uber(Android/iPhone

2013年から東京・六本木周辺で試験的なサービス提供がおこなわれており、このほど東京で本格的なサービスが始まりました。日本国内では現在東京のみですが、アメリカ・シリコンバレーで始まったUberは現在世界31カ国81都市(2014年3月3日現在)でサービスが展開されています。いったんアプリをダウンロードして登録を済ませておけば、世界中どこでも乗車できます。東京ではもちろん、海外旅行や海外出張の機会がある人は、外国でも使ってみてはいかがでしょうか。気になる料金は、日本では100円でスタートし、毎分65円に加えて1kmごとに300円(最低料金は800円)が課金されます。

Uberでハイヤーを利用するには、サービス利用前にスマートフォン(Android iPhone)にアプリをダウンロードし、会員登録とクレジットカード情報の登録を行っておく必要があります。料金支払いは登録済みのクレジットカードで行われるので、ハイヤー降車時にお財布を取り出す必要はありません。

同日、東京のアメリカ大使館で行われた記者会見でUber Japan株式会社の塩濱剛治代表取締役社長は、Uberが提供するのはタクシーではなくハイヤーの「プレミアムなご乗車体験」だと強調。

記者会見でサービスについて説明するUber Japan株式会社の塩濱剛治代表取締役社長

また、Uber Technologiesのアレン・ペンアジア地域統括最高責任者が「東京オリンピックの時期には東京を訪れる外国人の需要も見込める」との見通しを表明したほか、前ソニー社長でクオンタムリープ株式会社出井信之代表取締役はUberについて「シンガポールに行ってもアメリカに行っても使えるこのサービスは便利に違いない」と語りました。

アメリカでは、ハイヤーだけでなくアイスクリームトラックやヘリコプターを呼ぶことができる都市もあるなど、遊び心のあるサービスも展開しているUber。日本でも、クリスマスには運転手がサンタクロースの帽子をかぶって登場したり、バレンタインデーに乗車したお客さんにはバラがプレゼントされたりなど、気の利いた楽しいサービスが行われており、こうした展開にも注目したいところです。

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